地域行事「お舟祭り」を見ました。
松本市里山辺にある須々岐水神社(すすきがわじんじゃ)は、五穀豊穣の薄川(すすきがわ)の神様を祀る神社。毎年5月4日〜5日に行われる例祭が「お舟祭り」です。
「お舟」とは木造2階構造の山車の前後に木枠で幕を付け、舟を形作った山車の事です。
私たち まごのては、里山辺の湯の原地区の「お舟」を納める船倉の向かいに位置し、施設開設前からこのお祭りを楽しみにしていましたが、コロナ禍に見舞われ、今年は4年ぶりの通常開催となりました。
今回見たのは2日間あるうちの1日目「宵祭り」
当日は朝から船倉の前には地域の方々が集まり2階建て程の高さもある大きな扉を開けて“船出(?)”の作業。
ご利用者の皆さんは船倉から前に突き出た木枠に船の舳先となる装飾や幕が施されていく様子に「なになに?何が始まるの?」と期待が膨らみます。
そして午後2時半、船倉の周りに人だかりが出来始めると、まごのての皆さんも遅れじと、敷地正面の庭に屋根を張り、特等席をつくりました。
準備万端整ったところで船倉から高さ5m、全長10mにもなる大きな「お舟」が引き出されると周囲から「おお~」の歓声。そしてその見事な彫刻に魅入られます。
「宵祭り」は子どもや大人が地域を曳き回すお披露目の祭り。
「お舟」の2階に立つ若い衆の「よいしょ!おいしょ!」の掛け声に まごのての 皆さんも手拍子や掛け声をかけます。
ゆっくりと「お舟」の舳先を上下に揺らしながら曳かれていく様子は薄川を須々木水神社に向かって航行する船さながらでした。
「お舟祭り」は里に春の田植えの時期の訪れを告げ、秋の豊作を祈願するお祭りです。
お舟を見上げた皆さんの笑顔を見て、このお祭りがまごのてにも4年ぶりの明るい春が訪れてくれるきっかけとなった気がします。【信】
湯の原温泉組合の法被を着てご利用者さんの横にいる後姿は兄謙一です
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